加齢が原因

腰部脊柱管狭窄症とは加齢や腰部疾患の影響により、脊髄が通っている腰椎の脊柱管が狭窄し疼痛や神経症状、それに伴った運動障害を引き起こすものをいいます。治療法としては、薬剤の投与やコルセットによる保存療法が主に行われ、症状が強い場合や改善がみられない場合は手術を行うこともあります。手術としては神経の圧迫を取り除く為に脊椎の一部を除去するものが一般的です。治療にかかる金額は手術の有無や入院期間によって様々ですが、内視鏡などの手術を行った場合、入院費を含め100万円以上かかるのが相場です。もちろん手術法によってはより高額になることも予測されます。しかし、医療保険適応の為、自己負担は1から3割程度になります。

腰部脊柱管狭窄症の治療は安静を必要とする為、以前は寝たきりになる人も少なくありませんでした。それにより、四肢や体幹の筋力が低下することで改善し社会復帰するまでに長い時間が必要でした。しかし、現在は神経を保護しながらも早期から離床を行い運動を促進することで入院期間を短縮することが良いとされています。さらに手術の技術向上や新しい手術法もどんどん開発され、術後の安静期間短縮に繋がっています。 腰部脊柱管狭窄症の治療にはリハビリも取り入れられています。リハビリでは腰部の筋肉を緩めることで血流を増加させ疼痛を緩和することが可能となります。また、腰部の負担を軽減する為、体幹筋力を向上すると共に、腰部に負担のかからない姿勢を学習することで再発予防も行います。このように、腰部脊柱管狭窄症の治療には神経を保護しながらも早期から運動することが重要なのです。